私の医療に対する基本理念は、
「思いやりの心を大切に皆さんに信頼され、地域に貢献できる病院を作る」
です。昭和38年に広大な敷地と自然豊かな土地に、開放病棟を中心として作業療法を主幹とした精神治療を行う病院を開設し、現在も早期社会復帰に積極的に取り組んでいます。
平成13年11月に改築工事を開始し、平成21年11月に全ての病棟、診療棟が完成しました。
新しい病院は居住性が高く、安心して治療に専念できる落ち着いた雰囲気のある病院になり、患者さんやご家族の皆さんからも好評を得ております。また、施設の一部の機能回復訓練室(多目的ホール)は患者さんがクリスマス会などの諸行事に利用しています。診療面では専門の精神科の他に内科、皮膚科、放射線科、眼科、そして歯科の医師が非常勤ながら勤務しており、平成17年9月からは『もの忘れ専門外来』も新設いたしました。
今後も地域の皆さんに気軽に相談頂ける病院を目指して努力いたしますとともに、ますます質の高い医療を進めていきます。